2012年9月7日金曜日

お母さんの食べ物と母乳と赤ちゃんの乳児湿疹(アレルギー)のこと

実は私の子供は産まれて1ヶ月ほどしてから
ほっぺたやおでこ全体(または体にも)に、
にきびのような赤いぶつぶつができていました。

かゆくなさそうなのでアトピーではないのかな?
といろいろネットなどで調べたり、病院で診察してみたところ、
赤ちゃんによく見られる『乳児湿疹(にゅうじしっしん)』といわれる症状でした。


ホルモンバランスの関係で男の子によくみられる症状で
大体1歳くらいになるころにはよくなるということで
私自身、実はあまり気にしていなかったのですが…
周りの人の方がなんだか気になるらしく、病院にいってきたら?と

とりあえず診察だけしてもらいに3〜4件の皮膚科や小児科へ行ってみました。


そしてどの病院もこれは乳児湿疹でよくある症状だけれど、
治すにはこの少しだけステロイドの入っているお薬を塗らなければいけません。
と塗り薬が処方されました。もちろん赤ちゃんが口に入れても大丈夫なお薬ということです。(私は科学薬剤が苦手なのでとりあえず様子をみようと保湿剤だけを希望したのですが)

「ステロイドを怖がる人もいるけれど、副作用は大量摂取したばあいのこと。
 少しだけなら怖い薬じゃないんです」

ということでした。もちろんステロイドを否定しているの訳ではないのですが、
私は全てをとりあえずお薬で治そうとすることをあまりいいとは思っていません。

精製された薬はどうしても効きが強く、私自身の体に合わないからです。

授乳中に薬を飲んではいけないのは、やはり赤ちゃんにも科学薬品が強すぎるからだと思います。科学薬品がまだなかった昔の人は、自然の植物を使った<民間療法>で
治癒していたことを知るとなおさらそう思ってしまうのです。
だから決して病院を否定しているわけではありません。
医学が発達することで命が救われた人も何人も知っています!
そしてもちろん私ではなく、まだ自分で判断することのできない赤ちゃんのことなので、
親の押しつけなどではなく、フラットな視点で
本当に何が最善で、何が必要なのかよく考えるべきだと思っています。



とうことで…とりあえず一度、処方された塗り薬を塗ってみました。

すると、みるみるまに湿疹がなくなったのです。
スゴイとちょっと感動すらしたのですが2〜3日経つとまた新しく湿疹が出てきました…。
※病院では毎日塗って一気に治しましょう!ということでした。

なんにしてもステロイドは脂肪からできています。
それを肌に塗ってしばらくすると酸化して過酸化脂質となります。
酸化したものが体に悪いということは何にでも言えること、
元も子もないし私には向いていない、これはやっぱりやめておこうと、
そっと引き出しにしまいました。


そしてある日、友人の子供にも湿疹ができて、
検査の結果アレルギー体質だったということが判明しました。
病院では、しばらく母乳を止めてアレルギー用の粉ミルクを与えるようにということでした。

実は私も花粉症やちょっとだけ皮膚が弱いアレルギーの傾向があって、
そう言えば病院で「乳児湿疹もアトピーも本来一緒なんです」と言われたことを思い出しました。もしかしたら子供もアレルギーかも…と試しに
赤ちゃんのアレルギーの3大要素<小麦粉><卵><牛乳>の内の、
一番摂取していた<小麦粉>を数日控えてみたのです。

そうしたらなんと…3日程してから、子供の皮膚から
明らかに湿疹がなくなっていきました…。

早!!!!

母乳から赤ちゃんにダイレクトに栄養がいくとはおもっていたけれど、
アレルギーだったとは…しかもこんなに早く…とかなりショックな出来事でした。
その後病院で念のためアレルギー検査をしてもらいました。
(※注射でけっこう血を抜くので、号泣して可哀想でした。)
するとやはりわずかながら<小麦粉アレルギー>だったことが判明したのでした。

気付かなくてごめん。

と、それから小麦粉をすっかり断つことに決めました。
なぜなら完全母乳育児、まさかいまから粉ミルク生活に変えられるとは思えないし、
小麦粉食べられないからと言って死ぬわけじゃないし。

…しかし、小麦粉は
私の大好きなパン、ケーキ、クッキー、
パスタ、うどん、そうめん、なんとお蕎麦まで、
ほんとうに様々なものに含まれていることを知ったのです。

しかしそのおかげで、お菓子ばかり食べて乱れていた
食生活の改善にもなったし、買い食いをしなくなった(その分自分で作るようになりましたが)おかげでダイエットと節約にもなりました。

<アレルギー対応のお菓子づくりや料理のコツについて>


そしてアレルギーの程度が低かったということもあって、
どうしても食べたい時はちょっとだけ食べて(子供の様子をみつつ)
自分のストレスをできるだけ溜めないことも大切かなーなんて思っています。
こんな母親でゴメン。

その後アレルギーテストではオッケーだった卵を離乳食で与えた時に
体中に湿疹ができるという事件が勃発しましたが。
赤ちゃんの時のアレルギー検査は決して完全ではないようです。

お母さんの食事療法、一度試してみてください。











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